【初心者・ずぼらさんおススメ野菜3選】

畑life

 畑を始めたばかりの方、あまり畑に時間をかけられないけど自分で作った野菜を食べたい方へ。育てやすい野菜はこちら。

【ミニ・中玉トマト】

 学校でミニトマトを栽培した方も多いのでは?プランターでも育てやすく水やりが不要なのでおススメです。初心者さんは水をやりたくなると思いますが、トマトは南米の高地が原産。雨が降らない場所ですので湿り気が苦手です。なので、苗の時はしおれてきたら底から水が出るくらいたっぷり、植えつけたあとは雨に任せるぐらいの心持でいましょう。水をあげないほうが甘いトマトになりますよ。実がなったあと、急に水をあげたり、雨にあたると実が割れることがありますが味に問題はありません。気になるようなら軒下に置いたり、ビニールで屋根をつけてあげましょう。日当たりのいい場所で育ててくださいね。肥料は2週に1回がいいでしょうが、3~4週に1回でも十分とれます。風通しと実つきをよくするため芽かき・誘引は必要ですが思い立った時に一気にやってしまってもいいでしょう。自分の背の高さになったらてっぺんの芽は摘みましょうね。枯れ葉・枯れ枝は取り除きましょう。

 ぜひ完熟のものを収穫して食べてみてください。味が全然違います。多少青いかな?と思っても置いておけば赤くなるので、この日しか収穫できない!雨にあたって実が割れるのが嫌!な方は事前に収穫してしまってもいいでしょう。

【ピーマン】

 こちらも暑い国原産なので水やりの心配が要りません。しおれてきたらたっぷりあげればいいでしょう。トマトほど背ものびないので、3本仕立てにしたら誘引は初めの一回、枝が混んできたら内側に伸びた枝を切る。あとはほったらかしでいいでしょう。追肥は2週に1回が基本ですが遅れてもあきらめずにあげましょう。多少日当たりが悪くても育ちますよ。枯れ葉・枯れ枝は取り除きましょう。

 とれたてをその場でかじってみてください。みずみずしさが全然違いますよ。ピーマン嫌いのこどもも生でモリモリ食べてました。収穫が遅れて赤くなってしまったピーマンも甘くておいしいので、がっかりしなくて大丈夫です。ただ、はじめから赤くしてしまうと収量は減るので注意してください。

【春菊】

 虫にも病気にも強いです。中間地の種まき期間は2月あたまから12月あたままでと長く、思い立ったら蒔けます。春菊の種は光を好みますので土は薄くかけましょう。種まきの前には土を先に濡らしておき、芽が出るまでは霧吹きなどで水やりをすればベストです。が!畑に蒔く方や、霧吹きなんてやってられない!という方は、ジョウロの水やりで種が流れるのを見越して多めに種まきし、出たら間引いてお味噌汁などに入れるのがおすすめです。経験上、春菊は芽が出にくいのでそういう意味でも多めに蒔くといいでしょう。葉物ですので1か月ほどで収穫できます。また、わき芽を収穫する野菜ですので長く楽しめます。くれぐれも下葉4~5枚残すのを忘れずに。そこから芽が出てきます。蕾ができたら摘んでおけば長く収穫できます。

 とれたては香りが全然違っておいしいですよ。ぜひ10㎝ぐらいのやわらかいうちに収穫して楽しんでください。

 トマトもピーマンも苗で買ったほうが確実ではありますが、種からチャレンジしてみるのも楽しいですよ(100円均一で売っています。春菊もね。)。中間地なら遅霜の心配がなくなるゴールデンウィーク後に植えつけたほうがいいので、3月から4月あたまにポットに種まきし、室内で十分に苗を育てるのがおすすめです。

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